DTMが上達しない5つの原因と上手くなるための7つの方法!

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こんにちは。関西を拠点に活動中のロックバンド、Zinnia Staticeのウラタテツです。

Twitter:@zinnia_tetsu

DTMを始めてはみたけど、なかなか上達しないなあと、悩んでいる方が多いと思います。

これは、知識やテクニックを身につけることで、上達を図ることはできます。

しかし、それよりも、上達しない原因をなるべく考える方がいいでしょう。

あなたの作業状況をしっかりと見直し、具体的にどうすればいいか対策を練るのです。

そうすることで、DTMの上達を図ることができます。

この記事では、DTMが上達しない5つの原因と、具体的な7つの上達法について解説をしていきます。

DTMが上達しない5つの原因

DTMが上達しないのは、何かしらの原因があると考えられます。

小手先のテクニックを身につけるよりも、先に原因を突き止めておきましょう。

ここでは、考えられる5つの原因を紹介します。

DTMでやりたいことが明確になっていない

そもそもの話、あなたは何を目的として、DTMを始めたのでしょうか?

そこが明確になっていなければ、上達はしないでしょう。

DTMでできることは沢山あり、以下のことが挙げられます。

・録音

・作曲、編曲

・ミックス

・マスタリング

僕が思いつく限りでは、これらのことが挙げられます。

歌やギターの録音を目的として始めたのか?

作曲や編曲を目的として始めたのか?

ミックスやマスタリングを目的として始めたのか?


あなたは何のために、DTMを始められましたか?まずは、これを明確にしましょう。

そうすれば、後はそれに沿って作業を進めるだけでいいのです。

習慣化できていない

DTMでやりたいことはあるけど、「上達してる気がしないなあ」という場合があります。

ここで、あなたに質問したいことがあります。1日にどれくらいの時間を割いて、DTMをしていますか?

「毎日やっているよ!」という方なら、原因は他にあると言えます。そういった方は、この項目を飛ばして読んでも構いません。

もしも、全く時間を割いていないなら、残念ですが上達しなくて当たり前です。

DTMに限った話ではなく、何事も習慣化させることで、初めて上達への道が開けるのです。

練習に時間を全く割かない、プロ野球選手がいるでしょうか?

彼らは、毎日死に物狂いの練習を積み、大きな球場での試合に臨むのです。

DTMでも、全く同じことが言えます。

本当に上達したいとお考えなら、毎日10分はDTMをやる習慣を身につける努力をしてください。

この10分という時間がポイントになるのですが、このことについては、上達法にて後述します。

やる気やモチベーションに頼っている

「なんかやる気でないなあ」と思い、DTMに手をつけないままになっていませんか?

そうだとしたら、上達しなくて当たり前です。

先ほどの項目でも解説をしましたが、少しでも行わなければ意味はありません。誰かが勝手にやってくれるなどと考えているなら、言語道断です。

ただ、人間はやる気やモチベーションが湧きにくい傾向にあるようです。

例えば、「お風呂に入るのめんどくさいなあ」と、思う時はありませんか?

また、部屋の掃除がしたいけど、めんどくさいと思うときもあるでしょう。

このように、人間は私生活においても、やる気が出ない場面が結構あります。

具体的な対処法は、上達法にて後述しますが、

やる気やモチベーションで左右されること自体が、そもそもの間違いであると認識してください。

クオリティを求めすぎている

DTMでも打ち込みや録音、ミックスなどに挑戦しているものの、クオリティに納得できない場合があります。

お気持ちは、よくわかります。僕自身も、作った楽曲のクオリティが低く感じ、今でも悩むことがあります。

しかし、ここで一度考えてもらいたいことがあります。

クオリティを求めるあまり、1曲の製作時間にものすごい時間を費やしていませんか?

そうなると、いつまで経っても次のステップに進めず、DTMが上達しない原因となります。

特に初心者の方は、クソ曲を量産するつもりで、次から次へと作り続けることを心がけてください。

僕の知り合いのプロの作曲家の方は、このようなことを仰っていました。

「100パーセントの遅筆よりも、80パーセントの速筆の方が腕も評価も上がる。」

これは、DTMに限った話ではなく、何事にも適応できることでしょう。

誤解を恐れずに言うなら、DTMでは多少の妥協が必要になります。

クオリティにこだわるのもいいですが、ある程度の線引きをして、新たに曲を作るなどしてみるといいでしょう。

作った曲を積極的に人に聴いてもらってない

作った曲を積極的に人に聴かせていないことが、DTMの上達を妨げている原因として挙げられます。

1人で細々と作るだけで満足しているなら、わざわざ自分以外の誰かに聴かせる必要はないでしょう。

しかし、上達できずに悩んでいるのなら、積極的に誰かに聴いてもらうべきです。

誰かに聴いてもらい、評価をしてもらわないと、上達はしません。

DTMや作曲の初心者にありがちなのが、恥ずかしくて聴かせられない、という方が非常に多くいます。

また、自分の作品を悪く言われるのを、恐れている場合もあります。

お気持ちはわかります。DTMや作曲のキャリアが長い僕でも、このように思うときがあります。

実際に僕のバンドの楽曲を、ボロクソに酷評してきた人が過去にいました。あのときは、本当に悔しい思いをしました。

しかし、音楽とは聴いて楽しむものです。そして、音楽を作る側なら、自分以外の人に聴いてもらってナンボです。

聴いてもらい評価されることで、音楽としての意味を成すことができ、改善点などをハッキリとさせることができます。

そうすることで、DTMの上達に繋げることができるのです。

しかし、誰かに聴いてもらわなければ、改善点が見つからないままです。DTMが上達するはずがありません。

もし、誰かに聴かせたことがないなら、一度誰かに聴いてもらうようにしてください。

この時のポイントは、DTMの上達法の項目にて後述します。

DTMの7つの上達法

では、ここからはDTMを上達させる、具体的な方法について解説を行います。

全部で7つありますので、しっかり読み進めてくださいね。

DTMで何がしたいのかを明確にする

DTMの上達を図りたいなら、目的をハッキリさせましょう。

作曲ソフト(DAW)を使おうと思った理由は何ですか?

・録音がしたいから

・作曲、編曲がしたいから

・ミックスやマスタリングがしたいから


まずは、この原点にしっかりと立ち返ってください。

例えば作曲や編曲を目的として始めようとしてたなら、打ち込みなどの操作を覚える必要があります。

録音がしたいのなら、オーディオインターフェースやマイクを入手して、歌や楽器の録音をするところから始めます。

ミックスやマスタリングがしたいなら、エフェクトや音源の使い方を学び実践し、音楽を形成していきます。

このように、目的をハッキリとさせることで、DTMでやるべきことが見えてきます。

DTMで何がしたいかを明確にしましょう。

やる気・モチベーションに頼らず、作業興奮を利用し10分で習慣化させる

そもそも人間は、やる気やモチベーションは、あまり湧かない性質があります。

これは、DTMに限った話ではありません。

例えば私生活で、「風呂に入るのめんどくせえ」とか、「まだ歯を磨いてなかったわ」なんてことはありませんか?

この記事を読んでいるほとんどの人が、心当たりがあると思います。

しかし、お風呂に入らなかったり、歯を磨かなかったら気持ち悪いですよね?

なぜなら、これらのことが習慣として身についているからです。

まずは、このことをDTMにもシフトさせる必要があります。

具体的な方法は、1日10分だけDTMをやると決めて、行動してください。

「10分でいいの?」と思っていませんか?

実は、この10分というハードルの低さに秘訣があります。

例えば、部屋が散らかっており、掃除をしようとします。

この時、ほとんどの人が、めんどくさくて掃除をしようとしません。

実際に行動に移すには、重い腰を上げることになります。なんなら、僕も思いっきりそれに該当します(笑)

ここで、効果的な方法はまとめてやろうとせず、10分だけやると決めて掃除を始めることです。

そうして実際に始めてみると、ほとんどの人が10分以上の時間をかけて、掃除をしているはずです。

あなたも、このことに心当たりがあると思います。僕は思いっきり心当たりがあります(笑)

この掃除をDTMに置き換えれば、このことと同じ現象が発生します。

気がつけば、そこそこの時間をDTMに当てていることでしょう。

この現象のことを心理学では、作業興奮と呼んでいます。


作業興奮とは、興味のないようなことでも、続けているうちに集中力が湧いてくる現象のことを言います。

作曲ソフト(DAW)を起動させるのに、重い腰を上げる必要があるかもしれません。

しかし、それができたら、あとは時間を決めて実際にやるだけです!

また、何かを習慣化させるには、66日間の継続が必要であるとも言われています。

逆に言えば、DTMを66日間継続することができれば、確実に習慣化できると言えます。

それができた時、腕前が確実に上達していることでしょう。

例え本当に1日10分しかやらなかったとしても、66日間継続できれば、660分はDTMをやったことになります。

時間に直して言えば、11時間はDTMに費やしたことになります。

当然その中で、作曲ソフト(DAW)でやりたいことを実践しなければ、意味はありません。

打ち込み方や、録音の方法については、下記の記事にて解説をしています。お気になる方は、こちらも併せてお読みください。

・DTM初心者に読んで欲しい打ち込みのやり方を解説!

・アコギの録音はマイクの位置で音が決まる! 

・ボーカルを綺麗にレコーディングするコツや方法のステップを解説!

時間はかけすぎないこと!

「よーし!今日は休みだから、1日中DTMをやるぞ!」

このような意気込みを持って、取り組もうとする方がいます。

このようなことは、決して悪いことではありません。しかし、本当に1日中も集中して、DTMができると思いますか?

作曲や編曲、ミックスなどを仕事としている人なら、そうすべきかもしれません。

しかし、初心者が上達を図りたい場合、その方法は逆効果と言えます。

なぜなら、人間は長時間に渡って、集中力を保つことができないからです。

人間の集中力は、平均で45分と言われています。訓練を受けると、120分まで伸ばすことができるそうです。

訓練を受けても、120分しか保たないんですよ?

集中力を度外視して、DTMを行うことは可能かもしれませんが、その場合は途中で惰性になるだけでしょう。

確かに、作曲ソフト(DAW)の操作法を覚えるためには、時間をかけなければいけません。

しかし、ここで考えてもらいたいのは、どうすれば効率よく上達できるかということです。

・1日中DTMをやる!

・今日は8時間はやるぞ!

このように考えている人は、DTMの上達でなく、時間をかけることを目的としている場合がほとんどです。

何のために時間をかけるのかが、抜けているとも言えます。

無理に長い時間をかけようとせず、何をしたいのかを明確にし、その作業のみに時間を当てる方が効率的と言えます。

例えば、ドラムの打ち込みがしたいのなら、基本的なビートやフィルインを学ぶといいでしょう。

そこから、ピアノロールにMIDIを打ち込む方法を学習し、実践していくのです。

ミックスがしたいのなら、エフェクターの使い方や波形の編集の仕方を学習し、実践するなどが該当します。

このように、しっかり手順に沿えば、効率よくDTMが上達していきます。

無理に時間をかけず、まずは10分だけ頑張ることを目標にしてみてはどうでしょうか?

また、作業興奮の状態になっていても、パソコンの電源を切る時間を決めるのも効果的です。

これは、僕の経験上でも、こうした方が効率的に上達できた実感があります。

僕はありがたくも、ミックスや作曲をお仕事でさせてもらう機会があります。

どうしても納期が迫っている時などは、長い時間を割いて仕事をしますが…。

しかし、余裕があるときは、仕事に区切りをつける時間を明確にするよう心がけています。

なぜなら、時間をかけすぎてしまうと、翌日の仕事のパフォーマンスが下がるからです。

僕も初心者時代は、「何時間もやらなければ上達できない!」と考えていました。

実際にそう行ってみたところ、体調不良になるなどして、いい結果が出た試しはほとんどなかったのです。

しかも、前日にやった作業内容を忘れているという、オマケ付きでした。

あなたは、無理に時間をかけようとせずに、しっかりと時間配分を考えて行うようにしてください。

そうすれば、必ずDTMが上達していきます。

誰かに聴いてもらう時のポイント

誰かに聴いてもらわないと、DTMは上達しないと前述しました。

しかし、誰かに聴いてもらうが恥ずかしかったり、悪く言われたりしたら嫌だなと不安に感じる方も多いでしょう。

ここで、誰かに聴いてもらう時のポイントは、2つあります。

1つ目のポイントは、キリのいいところまでは、作るようにしてください。

楽曲の出来に多少は納得してなくても、構いません。

例えば、フルコーラスではなく、1番だけ作るなどでも構わないです。

もしくは、伴奏などのアレンジができていなくても、コードバッキングとメインメロディだけの状態でもいいでしょう。

2つ目のポイントは、聴いてもらいたい人をキチンと選んでください。

なるべく、あなたと親しい関係の人がオススメです。

ご友人や恋人、家族や兄弟など、あなたのことを応援してくれる人
ならグッド!

現実世界に友達がいなく、インターネットでしか友達がいないという人も少なくないでしょう。

その場合は、インターネットでできた友達に聴いてもらうのも、手段の一つです。

あなたと親しい人たちなら、「ここをこうしたらいいんじゃないかな?」など、建設的な意見をくれる可能性があります。

時として、親しい間柄の人でも、あなたに厳しい意見を言うことがあるかもしれません。その場合は、真摯に受け止める方が賢明です。

しかし、否定ばかりで、建設的な意見を言わない人もいます。そういった人は、あなたのことを応援していないか、興味がないかのどちらかです。

そのような人を相手にする必要は、全くありません。時間の無駄ですので、可能なら縁を切ってください。

僕自身は、頼りにしている先輩ミュージシャンや、音楽の師匠によく感想や意見を聞いています。

そのような人たちでも、時として僕に厳しい意見を言うことがあります。

しかし、自分のことを応援してくれていることを知っているから、前向きに捉えることができています。

その結果、DTMやバンド活動が上達した実感があります。

また、バンドでライブを行った時、僕たちの演奏を聴いて涙を流している女の子がいたこともありました。

終演後、彼女はそのまま僕たちのファンになってくれました。本当に嬉しかったなあ…。

誰かを励ますつもりで音楽をやっているのに、逆にあの女の子に励ましてもらったような気持ちになりました。

初めてのうちは勇気がいると思いますが、思い切ってあなたのオリジナル曲を親しい人に聴いてもらいましょう!

同じ作業を繰り返す

ここからは、実践的なことを解説していきます。

DTMの上達を図るには、同じ作業をひたすら繰り返すのが効果的です。

例えば、8小節分の短いバンドサウンドを作るとします。

バンドサウンドといえば、ギター、ベース、ドラム、ボーカル(メインメロディ)の4つのパートで構成されています。

ピアノやシンセサイザー、ストリングスなどを使う場合もありますね。

この時の手順としては、まずドラムの打ち込みから始めてみましょう。

基本となる8ビートを8小節分打ち込み、次はベースを打ち込みます。

そこまでできたら、今度はそれらに合わせて、ギターを打ち込むか録音をします。

最後にメインメロディを歌で録音するか、打ち込みで作るかをします。

この作業をひたすら繰り返してください。

作ったリズムやメロディに飽きたら、今度はテンポを変えたり、ドラムのビートを変えたりなど工夫をします。

こうしていくことで、操作法に慣れていき、DTMの上達を図ることができます。

是非、実践してみてください。

また、ドラムやベースの打ち込みや、メロディの作り方は下記の記事にて詳しく解説をしています。お気になる方は、こちらも併せてお読みください。

・DTMでの打ち込みドラムの基本やパターンを解説!

・DTM!ベースの打ち込み方やコツを紹介します! 

・作曲!メロディを作る時の4つの考え方

ショートカットキーやコピペを活用する

ショートカットキーやコピペの活用をすることで、DTMの上達を図ることができます。

例えば、ドラムの打ち込みなら、基本となるビートを1小節だけ打ち込んで作ります。

その1小節をコピーし、ペーストしていけば、あっという間に最後まで打ち込むことができます。

細かなフィルインやブレイクなどは、あとで調節すればオーケー!

また、余分なトラックがある場合は、ショートカットキーを使えば一瞬で削除することもできます。

こうしていくことで、操作の無駄を省き、DTMの上達を図ることができます。

ショートカットキーやコピペの方法は、作曲ソフト(DAW)によって、操作法が異なります。

お使いのソフトでの操作法は、ご自身でお調べになって、活用してください。

例えば、あなたがキューベースをお使いの場合は

【キューベース シュートカットキー】

【キューベース コピペ 方法】


などと検索をすれば、方法を解説しているサイトにヒットするはずです。

耳コピを積極的にやろう

DTMや作曲能力を上達させるには、耳コピが効果的と言われています。

耳コピとは、楽譜を使わずに、音楽を聴いて演奏を再現する手法のことを言います。

これを行うことで、すでに完成された音楽のメロディやリズムを感覚的に覚えることができます。

ただ、決して簡単なスキルとは言えず、ある程度の訓練が必要になります。

耳コピをするときのポイントは、出来るだけ楽器構成が少なく、スローテンポな曲を選ぶようにしましょう。

また、一気にやろうとせず、ワンフレーズずつ音を拾い上げるイメージで行えばオーケー!

この作業も、毎日10分だけやると決めて行えばグッド!初めてのうちから時間をかけるのは、返って非効率です。

耳コピについては、以下の記事にて詳しく解説をしています。お気になる方は、こちらも併せてお読みください。

・耳コピに絶対音感は不要!相対音感を鍛えればできる! 

・初心者でもできる耳コピのやり方!方法やコツ、仕方を解説!

まとめ

DTMが上達しない原因と、その対処法を解説してきましたが、いかがだったでしょうか?

人によって原因は異なりますが、対処法はある程度は誰にでも共通しているかと思います。

特に初心者のうちなら、作った曲をガンガン人に聴いてもらう方が、絶対に効果的といえます。

細かな操作法も大事ですが、せっかく作ったのですから、誰かに聴いてもらう方がDTMが楽しくなります。

聴いてもらって「いい曲だね!」と言ってもらえたら、今後の音楽活動のモチベーションの向上にも繋がります。

こういった経験も、DTMの上達に一躍担っていると、僕は確信しています。

細かな操作法を覚える必要もあり大変ではありますが、あなたの未来のファンのために、頑張って見てくださいね!

では、この記事は以上になります!

あなたのお役に立てたら幸いです!