歌詞を書くなら作詞ノートを活用しよう!作り方を解説!

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こんにちは。関西を拠点に活動中のロックバンド、Zinnia Staticeのウラタテツです。

Twitter:@zinnia_tetsu

歌のパートがある音楽を製作するときは、作詞は必須となります。

その作詞を行う時に、役立つのが「作詞ノート」です。

これが、意外と使ってない人が、多いように感じます。

また、使おうと思っていても、作り方がわからない人も多いかと思います。

そこでこの記事では、歌詞を書くための「作詞ノート」の作り方や、書き方を解説します!

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作詞ノートってなんぞ?

作詞ノートとは、ネタ帳のようなものです。

思いついた言葉や詩などを書き留めて、作詞をするためのアイデアをまとめるために使用します。

視覚的に見える形でノートに書き留める方が、頭だけで覚えておくよりも、ずっと効果があります。

なぜなら、実際にメロディに歌詞をつけるときに、作詞ノートが手元にあればすぐに作詞を進めることができるからです。

また、頭の中にあるアイデアを断片的に、整理することもできます。


更に、過去に書いたことを読み返すだけでも、新たなアイデアが生まれるメリットもあります。

僕も作詞ノートを活用していますが、読み返している時に、エモくなることが多いです(笑)

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作詞ノートの作り方と書き方

ここからは、作詞ノートの作り方と書き方について解説をします。

作り方や活用法を、6つに分けましたので、しっかり読んでくださいね!

ノートを手に入れる

まずは、ノートか手帳のどちらかを手に入れましょう!

持ち運びやすく、お使いのカバンのサイズに合うものならグッド!

中にはスケッチブックを、作詞ノートとして使っている人もいますよ!

ちなみに僕は上の画像の、ミニサイズのノートを使ってます!

手に入れたら、ペンをノートに挟むことも意識してください。

ペンを挟んでいれば、アイデアが浮かんだときに、すぐに書き留めることができるからです。

フレーズが思いついたらすぐに書く!

作詞ノートを手に入れたら、思いついたフレーズをすぐに書き留めるようにしましょう!

ノートや手帳を買っただけで、満足しちゃダメですよ?(笑)

ここで、作詞の初心者に多く見られるのが、小綺麗にノートにまとめようとする方がいます。

そうしてしまうと、本来のアイデアを出せず、自分の感情と向き合うことができなくなります。

すでに解説の通り、作詞ノートとはネタ帳のようなものです。

普通なら、ネタ帳を他人に見せることはないはずです。

よって、恥ずかしがる必要はないのです。


また、自分の感情を素直に言葉にすることで、新たな発見を得ることもできます。

例えば、作詞ノートを読み返す時などに

「あの時の自分って、こんなことを考えていたのか」

という感じで、自分の感情と向き合うことができます。

こうすることで、実際に作詞をする時に、一曲の音楽への感情を大きく込めることができるようになります。

本格的に作詞を行う場面なら、ある程度は小綺麗にまとめる必要はあります。

しかし、作詞ノートに書いてるということは、まだ発案の段階です。

自分しか見ないノートを、わざわざ小綺麗にまとめる必要もありません。

最低限、何が書いてあるかが、わかればいいのです。

せっかく発案したのですから、思いついたアイデアは惜しみなく、作詞ノートにガンガン書き留めましょう!

また、その瞬間でしか書けない、言葉もあります。

それが、たった一言だけのフレーズでも、作詞をするための強力な武器となります。

その一言を読み返すことで、1曲分の歌詞を書けることがあるからです。

このことから、どんなに短いフレーズでも、思いついたらすぐに書く方がいいとわかります。

思いついた言葉から連想できるフレーズを想像する

思いついた言葉から、連想できるフレーズを、ノートに書き留めることもオススメの手法です。

これは上記で解説した、「たった一言から1曲分の歌詞を書けることがある」、ことに繋がる話です。

例えば、「夏」というフレーズからは、何が連想できるでしょうか?

それをまとめましたので、ご覧になってください。

「夏」から連想できるフレーズ

・灼熱の太陽

・海

・夏休み

・夏祭り

・花火

・プール

・かき氷

・アイスクリーム

「夏」だけでも、かなりの数のフレーズが連想できました。

このように、連想できるものは、一つも残さずに書き留めておきましょう!

こうすることで、実際に作詞する時に、大きく効果を発揮してくれます。

フレーズの真逆を連想する

ここで、フレーズの連想の応用として、さらに一つのテクニックをご紹介します。

それは、「敢えて逆のことを連想してみる」ことです。

先ほど紹介した、「夏」というフレーズから連想できる言葉は、考えればすぐに思いつきそうなものばかりですよね。

これは、人によっては、ありきたりでつまらないようにも感じるでしょう。

そう感じるなら、敢えて逆のことを連想すれば、フレーズに深みをつけることができます!

例えば、「寒い夏」と表現するのは、どうでしょう? 夏は普通なら、暑いものです。

しかし、ここで「寒い夏」なんてフレーズが出てきたら、「どういうことだ?」となりますよね。

このように感じることで、

「夏は本来なら暑いはずなのに、寒いということは、何かがあったんだな」

と、想像力を掻き立てることができます。

この方法でフレーズが思いついたら、すぐにノートに書くようにしましょう。

プロが作った曲の歌詞を書いてみる

作詞ノートは、あなたのアイデアばかりを、書き留める必要はありません。

すでに存在している、プロが作った音楽の歌詞を、ノートに書き留めるのも効果的です。

これは、プロが書く歌詞から、作詞を学ぶために行うために行う手法です。

盗作を推奨しているわけではありませんので、ご注意を!

プロの作詞家が書いた歌詞は、非常に洗練されており、学べることが沢山あります。

例えば、「韻の踏み方」「反復法」「言葉遊び」などを、歌詞として表現されています。

ここで実際に、あなたの好きな曲の歌詞をノートに書き、読み直してみてください。

そこには、あなたの思いも寄らない表現方法を使った世界が、描かれているはずです。

「他人の曲なら、読むだけでいいんじゃないの?」

こう思われた人もいると思います。

実は、「読むだけ」と「書いてから読む」とでは、雲泥の差があります。

人間には、自分の手で文章を書くことで、その内容を頭で記憶しようとする習性があります。

実際にプロの歌詞を書いて読むことで、あなたの頭に内容を刻むことができるのです。

こうすることで、プロの作詞家の手法を学ぶことができ、あなたの表現力を豊かにすることができます。

ぜひ、実践してみてください。

描けるならイラストや風景も描いてみよう!

作詞ノートは、思いついたフレーズ以外を書くのも、効果的だったりします。

例えば、上の画像のように、漫画の吹き出しのようなものを描くのも有効です。

また、イラストを眺めながら、フレーズを考えるのも効果的です。

「この人は、何を言いたがってるんだろう?」

このようなイメージで、想像を膨らませるのも、作詞ノートの活用法の一つです。

無理にフレーズを捻り出すのではなく、イラストという形で書き留めると、新たな閃きが生まれることがあります。

時間が経ってからノートを見返すと、「何の絵だこれ?」なんて感覚も出てきて、楽しくなってきます(笑)

僕も落書き感覚で、イラストを作詞ノートに書いたりすることがよくあります。

この項目の上の画像は、僕が実際に描いた犬のイラストです。

下手くそ!なんて言わないでくださいね!(笑)

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スマホやパソコンのメモアプリを活用!!

これまでは、作詞ノートでの解説をしてきましたが、スマホやパソコンのメモアプリを活用するのも効果的です。

アイデアが浮かんでも、すぐにノートに書けない場面に、スマホで代用するイメージです。

スマホでメモをしたら、手が空いた時にでも、改めてノートに書き直してみましょう。

これは、アプリでメモをするのと、実際にペンで書くとでは、同じ言葉でも感じ方が変わるためです。

また、実際にノートに書き直すことで、新たなインスピレーションが生まれる可能性があります。


1番の理想形は、作詞ノートとメモアプリの2つを活用すること!

僕はこの両者を積極的に使い、アナログとデジタルを融合させています。

具体的には、先ほど紹介した通り、スマホでメモしたことを改めて書き直します。

また、本格的に作詞に取り掛かる時は、ノートを眺めながらパソコンで歌詞を書きます。

これは、あくまで僕の使いです。

清書のつもりで、作詞ノートに直接作詞を開始しても、問題はありません。

あなたなりの使い方を、模索してみてくださいね!

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まとめ

この記事では、作詞ノートの作り方や書き方を中心に、活用法の解説を行ってきました。

冒頭でもお伝えしましたが、作詞ノートとはネタ帳です。

恥ずかしがらずに、アイデアはドンドン書き留めるようにすれば、あなたなりの歌詞を書くことができるようになります。

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では、この記事はこれで以上になります!

あなたのお役に立てたら幸いです!