音楽理論不要!初心者でも出来るギターで作曲をする方法!

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こんにちは。関西を拠点に活動中のロックバンド、Zinnia Staticeのウラタテツです。

ギターで作曲を行うには、どうすればいいのでしょうか?

「作曲をしたいけど、どうしたらいいんだろう…」

「ギターを始めたばかりで、作曲なんて出来るのかな?」

と、疑問や不安に思う方が、多いと思います。

そんなあなたでも、大丈夫です。

僕自身、ギター初心者時代に、作曲を始めました。

また、音楽理論などについても、知識は全くありませんでした。

そんな僕でも、100を超える数の曲を作ってきました。

このことから、作曲をする上で、ギターの腕前や音楽理論などの知識は、あまり必要ではないことを知りました。

  

この記事では、ギター初心者のあなたでも、音楽理論も不要な、ギターでの作曲方法を解説します。

コードを覚える

ギターで初めて作曲を行うためには、コード進行を組み立てて行う、コード作曲をオススメします。

コード作曲の最大のメリットは、伴奏を簡単に作ることが出来、歌のメロディも思い浮かべやすい点にあります。

この手法で作曲を行うためには、先ずコードを覚える必要があります。

コードと聞くと、沢山覚えなければいけない、イメージがあるかと思います。

実は、作曲を行うに当たり、コードを沢山使う必要はありません

最低でも3つ、多くても5つのコードを覚えていれば、作曲は可能です。

中には2つだけのコードで、作られている曲も存在します。

あなたが作曲をするに当たり、覚えておいた方がいいコードを、5つ紹介します。

そのコードは

C / D / G / Em / Am

の5つです。

この5つの押さえ方を、実際にギターを使った画像付きで、解説します。

Cコード

この押さえ方が、Cコードになります。

5弦3フレットを薬指で、

4弦2フレットを中指で、

2弦1フレットを人差し指で、押さえます。

そして6弦は、親指で軽く触れさせて、音が鳴らないようにミュートさせます。

ミュートさせるのが、難しい場合は、何もせず弾いても大丈夫です。

残りの3,1弦は、押さえずに弾きましょう!

何も押さえずに、弾くことを、開放弦と呼びます。

このことも、併せて覚えておくと、いいでしょう。

この形にできたら、そのままジャラーン!と鳴らしてみましょう!

Dコード

この押さえ方が、Dコードになります。

3弦2フレットを人差し指で、

2弦3フレットを中指で、

1弦2フレットを薬指で、押さえます。

DコードもCコード同様、6弦を親指でミュート出来ればグッドです!

出来なくてもオーケー!

残りの5,4弦は、何も押さえずに弾きましょう!

Gコード

この押さえ方が、Gコードになります。

6弦3フレットを薬指で、

5弦2フレットを中指で、

1弦3フレットを小指で、押さえます。

4,3,2弦は、押さえずに弾きましょう!

Dコードみたいに、音を鳴らさない箇所がないので、簡単に押さえることが出来ますよ!

Em(イーマイナー)コード

この押さえ方が、Emコードになります。

5弦2フレットを中指で、

4弦2フレットを薬指で押さえます。

6,3,2,1弦は、押さえずに弾きましょう!

これまで紹介してきた、C,D,Gと違い、指を2本しか使いません。

そのため、すぐに音を鳴らせることが出来るでしょう。

Am(エーマイナー)コード

この押さえ方が、Amコードになります。

4弦2フレットを中指で、

3弦2フレットを薬指で、

2弦2フレットを人差し指で、押さえます。

6,5,4,1弦は、押さえずに弾きましょう!

親指で6弦を軽く触れて、音がならないようにミュートさせれたら、更にグッドです!出来なくても、大丈夫です!

ここまで紹介した、5つのコードの押さえ方については、下記の記事で詳しく解説してます。気になる方は、こちらも併せて、お読みください。

ギター初心者が最初に覚えるべき5つのコード!

  

コードを組み立てよう!

次に紹介した5つのコードを、組み立てていきましょう!

組み立てたコードのことを、コード進行と呼びます。

この記事では、5つのコードを紹介してきました。

しかし、5つも覚えるのが大変だと、思う方もいるでしょう。

その場合は、3つに絞っても構いません。

あなたが押さえやすいと感じたコードを、最低でも3つ弾くことが出来れば、作曲することが可能です。

この項目では、C,D,Gの3つを組み立てたコード進行を例に、音声付きで解説していきます。

コード進行と、その音声は以下の通りです。

  

C → D → G → G → C → D → G → G

※再生ボタンを押すと、18秒の音声が流れます。

聴かれましたか?

これを聴くだけでも、十分に曲のようになってると、思いませんか?(笑)

尚、この音声の通りに、弾く必要はありません。

もっと早くても、遅くても、どちらで弾いて構いません。

最初は、このパターンを繰り返して、弾けるように練習しましょう!

「コードを4つでも5つでも弾けるぜ!」

という方は、あなたの弾けるコードで、弾いても構いません。

コード進行が出来たら、次のステップです!

歌詞を書こう!

コードを繰り返し弾けるようになったら、次は歌詞を書いてみましょう!

歌詞を先に書く作曲のことを、詞先作曲と呼びます。

詞先作曲とは、あらかじめ書いた歌詞を元に、メロディをつけていく作曲法です。

ここで、「歌詞って書くの難しそう…」と思われるかもしれません。

大丈夫です!最初のうちから、難しく考える必要はありません。

あなたが、思ったことを歌詞として、書けばいいのです。

例えば、

   

・あなたがお付き合いをしている、恋人への想いを書くのは、どうでしょうか?

・飼っているペットへの、想いを書いてみるとか!

・家族や友人たちを、思い浮かべて書くとか!

・寒い夜や、暑い夏の日を、イメージしてみるとか!

  

こう考えれば、歌詞に出来そうなことって、身近にあるでしょ?(笑)

このように連想していけば、書きやすくなってきますよ!

歌詞の書き方については、こちらの記事で詳しく解説しています。

作詞のやり方!歌詞の書き方の手順・コツ・構成を徹底解説!

  

では、歌詞を書けたのなら、次のステップです!

曲を作ろう!

歌詞を書くことが出来たら、あともう一息です!

最後に曲を作りましょう!

「曲を作る」と聴くと、ものすごく大変なイメージがあると思います。

しかし、コード進行と作詞が出来ているのなら、半分は曲が出来ているも同然です。

後は、歌のメロディを作るだけです!

では、歌のメロディの作り方について、解説します。

コードの伴奏を繰り返し弾く

ここまで来たら、あなたは、コードの組み立てが終わっていると思います。

組み立てたコードを、繰り返し弾きましょう。

そして、弾きながら、書いた歌詞を眺めるのです。

そうすることで、歌のメロディのイメージが、思い浮かびやすくなります。

例えば、「この歌詞の主人公は、辛い片想いをしてるんだな」とか!(笑)

そのイメージを、そのままメロディで表現してみましょう。

難しいなと感じたら、鼻歌でも構いません。

鼻歌でいいの?と思うかもしれませんが、全く問題ありません!

難しいことを考えずに、鼻歌という自然な形で作曲を進めることが、一番いい方法なのです。

ちなみに、これは余談になりますが…。

日本を代表する、モンスターロックユニット・B’zの松本孝弘さんも、この手法と似た方法で、作曲をされているそうですよ!

伴奏と歌のメロディを録音する

ある程度、伴奏と歌のメロディが出来上がってきたら、今度はそれを録音しましょう。

録音は、お手持ちのスマートフォンの、録音アプリなどで構いません。

録音が出来たら、すぐに聴きなおしてください。

すると、不自然な箇所が、すぐに見えてくると思います。

例えば、「メロディと歌のバランスが悪いな…」って思うかもしれません。

その原因は、歌詞が足りていないか、多過ぎるかの、どちらかです。

この時の対処法は、歌詞を追加で書いたり、余分な箇所を削ったりすればオーケー!

それが出来たら、またすぐに録音をして、すぐに聴き直す。

これを何度も繰り返すことで、少しずつ曲としての形が整ってきます。

あなたが納得いくまで、修正と録音を繰り返しましょう!

そうすることで、作曲をするのと同時に、あなたの音楽的センスが、磨かれていくのです。

自分の感性を磨きつつ、曲を仕上げていきましょう!

まとめ

では、この記事も終わりが近づいてきたので、これまでの解説をまとめます!

        

◇ギターで作曲をする場合は、コード作曲がオススメ!

◇コードは、C,D,G,Em,Amの5つを覚えよう!

◇5つのコードを使うのが難しいなら、無理に使う必要はない。3つでもオーケー!

◇コードで伴奏が弾けるようになったら、歌詞を先に書く。

◇歌詞が書けたら、曲(歌のメロディ)を作る。

◇曲の作り方は、伴奏を弾きながら、歌詞を眺める。

◇歌のメロディが思い浮かんだら、そのまま歌か鼻歌で表現する。

◇それをスマートフォンのアプリなどで録音する

◇録音と修正を繰り返して、曲を整えていく。

     

この記事で、解説したギターでの作曲法は、以上になります。

初心者のうちだと、なかなか上手く行かないことが、多いかと思います。

しかし、何事も同じですが、繰り返して行う以外に、解決する道はないのです。

この記事の手法をよく読み、繰り返していけば、必ずあなただけのオリジナル曲が作れるようになります!

是非、実践してみてくださいね!

では、この記事はここまでです。

この記事が、あなたのお役に立てれたら幸いです!