こんにちは。関西を拠点に活動中のロックバンド、Zinnia Staticeのウラタテツです。
オーディオインターフェースとは、DTMを行う際には必須と言われている機材です。
僕もDTMを始めようとした時は、友人のミュージシャンから
「DTMを始めるなら、オーディオインターフェースは絶対に持っておいたほうがいいよ」
とアドバイスをされたくらいです。
それくらい、DTMを行う際に必要だと言われている機材なのです。
しかし、オーディオインターフェースがなくても、DTMを行うことはある程度は可能です。
ただし、ある程度はできても、どうしても必要となる場面が出てくることがあります。
この記事では、なぜそのように言えるのか?
そして、そもそもオーディオインターフェースって何?
ということについて解説をします。
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また、本講義は動画でもご覧になれます。動画でご覧になりたい方は、下記のプレイヤーを再生してください。
そもそもオーディオインターフェースって何??
オーディオインターフェースとは、簡単に言えば、
パソコンに保存されている音源を、スピーカーやヘッドホンなどで高音質で再生したり、
DAW(作曲ソフト)などで、歌や楽器などの音声を録音する時に使われるものです。
ここで、オーディオインターフェースという言葉を日本語にしてみます。
Audio(オーディオ)とは、日本語で「音声・音響」という意味になり、
Interface(インターフェース)とは、日本語で「接点・橋渡し」という意味になります。
つまり、オーディオインターフェースには、音声・音響の橋渡しをする役目があるということになります。
パソコンとスピーカーやヘッドホンを繋ぐ橋のようなものであると考えると、わかりやすいかと思います。
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オーディオインターフェースがなくてもDTMができる理由
パソコンとDAW(作曲ソフト)の2つがあれば、DTMを行うことができます。
上記で解説した通り、オーディオインターフェースは、再生と録音を高音質な状態で行うために必要になります。
よって、歌や楽器の録音はせず、打ち込みだけで作曲をする場合は、外付けのオーディオインターフェースは必要ありません。
楽器演奏は、DAW上にある仮想の楽器を打ち込めば、演奏の再現が可能です。
歌もボーカロイドを使用すれば、マイクを使って歌を録音する必要もありません。
また、インストゥルメンタルという、歌のパートがない音楽を作ることもできます。
このことから、打ち込みや作曲だけを目的とするなら、オーディオインターフェースは不要であることがわかります。
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オーディオインターフェースが必要な場面
オーディオインターフェースが必要な場面とは、どういうときなのでしょうか?
それについて解説をします。
歌声や楽器を高音質で録音したい場合に必要
あなたが歌や楽器を録音したい場合は、絶対にオーディオインターフェースを介して行うべきだと断言します。
実は、パソコンにもオーディオインターフェースが内蔵されています。
つまり、パソコン一台でも、USB接続のできるマイクがあれば、録音をすることは可能です。
しかし、パソコンに内臓されているものは、最低限のスペックしか備わっていません。
そのため、パソコンのみで歌声や楽器を録音したら、ノイズが発生することが多々あります。
このことを解消するために、外付けのオーディオインターフェースが必要となるわけです。
外付けのオーディオインターフェースにケーブルでマイクを繋げば、綺麗な音で歌声や楽器などの音声を録音することができます。
しかし、音質などにこだわりがない場合は、外付けのオーディオインターフェースがなくてもいいでしょう。
ただし、音楽を製作する上でノイズが乗ってしまうと、最終的な仕上がりが大きく変わってきます。
ノイズが乗った音源を使って音楽制作を進めてしまうと、ノイズが大きく強調された、歪な音源が出来上がってしまいます。
DTMで作曲を行う多くの人たちは、プロ・アマ問わず、オーディオインターフェースを介して、ノイズのない高音質な音楽を製作しています。
このような背景があるから、「DTMにはオーディオインターフェースが必須である」と言われるようになったのです。
高音質な状態で音を再生したい場合に必要
音源をモニタースピーカーやヘッドホンで高音質で再生したり、打ち込んだ音を確認したい場合にも、オーディオインターフェースは使われます。
ただ単に音源を再生するだけなら、パソコン内臓のスピーカーだけでも可能です。
しかし、上記でも解説した通り、パソコン内蔵のオーディオインターフェースは最低限のスペックしか備わっていません。
このため、パソコン内臓のスピーカーだと、低域・中域のないスカスカな音源が再生されます。
よって、自分が作った曲を高音質で聴いたり確認したい場合は、
モニタースピーカーを、外付けのオーディオインターフェースに繋ぐ必要があります。
また、DTMではミックスという作業を行うことができます。
ミックスとは、打ち込んだ音や録音した音のバランスを整え、1曲の音源データを仕上げるための作業のことを言います。
この作業を行うためには、音の細かな箇所を再生できる環境が必要となります。
モニタースピーカーやヘッドホンで、高音質な音源を再生することで、ミックスがしやすくなるのです。
このことから、パソコン内臓のスピーカーだと、低域・中域がない音源が再生されるため、ミックスがしづらくなります。
このようにオーディオインターフェースは、モニタースピーカーを通して、高音質な音を再生したい時やミックスを行う場合に必要になります。
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必要だと感じたら買うようにする
上記の解説を読んでるだけだと、オーディオインターフェースは必須だと言ってるように聞こえたかもしれません。
しかし、あなたのDTMの目的が、
・打ち込みだけの作曲ができればいい
・音質は気にしていない
このようにお考えであれば、オーディオインターフェースは必要ないでしょう。
曲を作るだけなら、パソコンとDAW(作曲ソフト)の2つがあれば十分に可能です。
ちなみに、僕の場合は打ち込みだけでなく、歌やギターを録音する目的がありました。
このため、オーディオインターフェースを最初期の段階で、手に入れる必要がありました。
このことから、DTMは行う人によって、用途や目的が異なることがわかります。
あなたがDTMを行っていく中で、
・歌や楽器を録音したい
・良い音質で音源を再生したい
このような考えが出てきたときに、買えばいいだけの話です。
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まとめ
では、この記事も終盤になりますので、これまでの解説をまとめます。
◇打ち込みだけでの作曲を目的とするなら、オーディオインターフェースは必要ない。
◇歌声や楽器の録音がしたいなら必要。
◇音源を高音質での再生や確認をしたり、ミックスがしたい場合でも必要。
◇今の時点で必要でなければ、無理に手に入れる必要はない。必要だと感じたら買えばいい。
以上になります。
DTMには、オーディオインターフェース以外にも様々な機材が存在します。
機材を揃えれば良いということではなく、あなたにとって何が必要かをしっかり考えれば、出費を無駄にしなくて済みます。
あなたにとって最適な環境で、DTMライフを充実させてくださいね!
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では、この記事はここまでです。
この記事があなたのお役に立てたら幸いです!