耳コピに絶対音感は不要!相対音感を鍛えればできる!

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こんにちは。関西を拠点に活動中のロックバンド、Zinnia Staticeのウラタテツです。

Twitter:@zinnia_tetsu

楽譜を使わずに音楽を聴くだけで、ピアノなどで演奏を再現するスキルのことを、「耳コピ」と言います。

これから耳コピに挑戦しようとする人の多くは、「絶対音感がなければできないのでは?」と、疑問や不安を感じていることと思います。

確かに絶対音感があれば、耳コピはスラスラできます。

しかし、そのような特殊な技術を持ち合わせている人は、あまり多くいません。

それでも、絶対音感がなくとも、相対音感を鍛えればできるようになります。

僕自身もこのスキルを持ち合わせていませんが、ある程度の耳コピなら行うことができます。

そこでこの記事では、なぜ耳コピに絶対音感は必要なく、相対音感が必要なのか?

また、具体的な耳コピの方法について、解説をします。

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そもそも絶対音感とは何か?

そもそも絶対音感とは、どういったスキルなのでしょうか?

このことをザックリと言うと、何かの音を聴いただけで、ドレミなどの音名を当てることができるスキルのことです。

何かの音と言いましたが、これは楽器の音に限らず、どんな音でも該当します。

例えば、足音や手を叩いた音、車が走る音…etc.

絶対音感がある人は、これらの音でさえも、ドレミなどの音名で表すことができます。

僕の先輩ミュージシャンの方に、このスキルを持っている人がいます。その人は、僕の話し声を実際にドレミで言い当てました。

「ウラちゃんが今話してた声は、レのシャープだよ」と言われた時は、本当に驚きました。

なかなか超人的だと思いませんか?

これがあれば、耳コピはスラスラできます。音楽を演奏するときに、楽譜など必要ないでしょう。

可能であれば、僕もこのスキルを身に付けたいと思っています。ですが、今となっては絶対に無理なのです。

なぜなら、6歳前後になるまでに訓練を受けないと、身につかないと言われているからです。

しかし、絶対音感がなくとも、相対音感があれば耳コピをすることは可能です!

次に耳コピとは、どういう作業なのかについて、解説を進めます。

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耳コピとはどういう作業なのか?

この記事の冒頭でもお話ししたように、耳コピとは楽譜を使わず、音楽を聴くだけで演奏を再現するスキルのことを言います。

また、楽器演奏だけでなく、作曲ソフトに打ち込むことにも活用されます。

音楽を聴いて、「ドラソシ」などのメロディを、そのまま演奏として再現します。

絶対音感があれば、楽器演奏の腕前にもよりますが、即座に演奏を再現することができます。

対してこのスキルがない人は、相対音感というスキルを活用して、耳コピを行います。

相対音感とは、異なる音2つの音を別々で聴いた時、どちらが高いか低いかを判別できるスキルのことを言います。

絶対音感のないミュージシャンは、このスキルを頼りに耳コピを行なっています。

具体的には、流れてくるメロディと自分が弾いている楽器の音を比較しながら、音名を明らかにしていきます。

「自分が弾いたのはドだけど、実際のメロディはドよりも高いな」、と感じながら探すイメージです。

次は相対音感と、その鍛え方について、詳しく解説を進めます。

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相対音感とは何か?

異なる音2つの音を別々で聴いた時、どちらが高いか低いかを判別できるスキルが、相対音感であると解説しました。

例えば、Aさんの話し声とBさんの話し声を聴き比べたとき、「Aさんの方が声が高いな」と感じることがあると思います。

この判別こそが、相対音感に該当するのです。

このことから、相対音感とは音楽をやっていない人でも、持ち合わせていることがわかります。

つまり、あなたにも既に備わっているのです!

しかし、音の高さや低さを当てるだけなら、誰でもできるでしょう。

ここで、実際に耳コピを行うには、相対音感を更に鍛える必要が出てきます。

ここからは、音楽的なスキルを身に付けるつもりで、次の項目を読み進めてください。

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相対音感の鍛え方

相対音感を鍛えるのに一番効果を発揮するのは、「ドレミファソラシ」の7つの音を普段からじっくり聴く必要があります。その具体的な方法を、解説していきます。

鍵盤やギターなどの楽器をお持ちの方は、耳に刻み込む感覚で、1音ずつ鳴らしてじっくりと聴いてください。

ギターを使用する場合は、チューニングを正確に合わせてくださいね。

もし楽器をお持ちでない場合は、スマホの無料アプリやパソコンの鍵盤ソフトなどで代用すればいいでしょう。

コツは、1日1音ずつを目安に行えばオーケー!全部で7つあるので、1週間が目安ですね!

まず始めに「ド」の音を、何回も繰り返して聴いてください。聴き飽きたら、「ド」と違う音を聴いてみてください。

すると、音の高低差をハッキリと感じ取ることが、できるようになります。


この時に、鳴らしている音階を、実際に声にするのも効果的です!

こうすることで、あなたに「ドレミファソラシ」の7つの音を、確実に体に刻むことができます。

この流れを、ひたすら繰り返してください。

次は半音階である、「ド#、レ#、ファ#、ソ#、ラ#」の5つを1日1音ずつ、上記と同様の方法で行なってください。

尚、1日1音という日数はあくまで目安です。この期間で覚えれそうにない場合は、それ以上に時間をかけてもオーケーです。

いきなり耳コピを始めようとするのではなく、まずは「ドレミファソラシ」の音を、体で覚えることが最優先となります。根気よく行なってみてください。

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相対音感での耳コピ実践方法!

ここで、歌のメロディを楽器や作曲ソフトで、耳コピで再現するとします。

まずは、その歌を歌えるくらいまで、聴きこんでください。

歌のメロディを感覚的に、体で覚えるイメージです。

それができたら、次は歌い始めの音を聴きながら、楽器で「ド」の音を鳴らしてみてください。

上記の解説をしっかりと実践していれば、「ドだと音が少し低い気がするな」、というような感覚が出てきます。

この時に低いと感じたなら、「ド」よりも高い音を鳴らして、実際の音を探していけばオーケー!

この時のポイントは、メロディと楽器の音が合致したら、素早く音名をメモすることです。

こうすることで、拾い上げた音を迷子にすることなく、耳コピを進めることができます。

この方法については、下記の記事にて、詳しく解説をしています。こちらも併せて、お読みください。

・初心者でもできる耳コピのやり方!方法やコツ、仕方を解説! 

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まとめ

これまでの解説の通り、耳コピを行うために、絶対音感は必要ではないことがわかったと思います。

あれば耳コピに大いに活用することはできますが、ない場合は相対音感を鍛えれば十分に可能です。

あなたにも、既に身についている可能性が高いです。

この記事の内容をしっかり実践すれば、耳コピを行えるようになります。頑張ってくださいね!

また、僕のサイトでは、DTMで作曲をするための方法を無料で公開しています。

ご興味がある方は、下記のリンクにアクセスすれば、講義動画を受け取ることができます。是非とも、お受け取りください。

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では、この記事はこれで以上になります!

あなたのお役に立てたら幸いです!