こんにちは。関西を拠点に活動中のロックバンド、Zinnia Staticeのウラタテツです。
ギターを初めて買った人は、コードの弾き方を覚えようとする人が多いです。
しかし、ギターのコードは、数多くの種類が存在します。
このため、どのコードから覚えればいいかわからない、という人も多くいるでしょう。
ましてや、初心者のうちから全てのコードを覚えることは、大変な労力を費やします。
この記事では、ギターを初めて手にしたあなたでも、すぐに押さえることのできるコードを、2枚の画像付きで5つ紹介します!
そもそもコードって何?
コードの種類を解説する前に、申し上げておきたいことがあります。
あなたは、コードの意味をご存知でしょうか?
知らないのであれば、先にコードの意味を、知っておく必要があります。
コードとは、「複数の音を同時に鳴らして出す音」、のことを言います。
日本語では、和音と呼びます。
このコードを鳴らすことにより、ギターから奏でられる音色の輪郭や表情が、ハッキリとしてきます。
このことを踏まえた上で、コードを覚えていきましょう!
初心者でも押さえやすいコード5選!
初心者でも押さえやすいコードは
Cコード/ Dコード / Gコード / Em(イーマイナー)コード / Am(エーマイナー)コード
の5つになります。この5つコードの押さえ方を、画像付きで解説していきます。
Cコード
Cコードは、ギターの基礎中の基礎となるコードです。
上の画像が、実際にギターで押さえたものです。
Cコードは、人差し指、中指、薬指の3本の指を使って押さえます。
初めてのうちは、押さえるのに苦労するかと思います。
押さえるコツは、指をしっかりと立てること!
指をしっかり立てていないと、他の弦に触れてしまい、音が綺麗に鳴らなくなります。
これは、どのコードでも同じことが言えます。
最初のうちに、このことを意識して、コードを押さえるようにしましょう!
Dコード
DコードもCコード同様、3つの指を使用して押さえるコードになります。
Cコードと違う点は、弦を押さえる箇所が、密集している点にあります。
このことから、Cコードと比べると、比較的押さえやすいコードになります。
Gコード
中指、薬指、小指の3本を使って鳴らすコードです。
CやDコードと比べ、指の開きが大きくなります。
このため、初めてのうちは、押さえにくさを感じるかと思います。
このコードを押さえるポイントは、中指、薬指、小指の3本を使うことです。
逆に、人差し指、中指、薬指を使用するのはあまり良くないとされています。
なぜなら、この押さえ方をしてしまうと、今後ギターを練習していく際に、小指を使った奏法に支障が出る可能性が出てきてしまうからです。
必ず、画像の通りの押さえ方で、練習するようにしてください。
Em(イーマイナー)コード
中指と薬指の2本を使って押さえるコードです。
これまで紹介してきたコードは、指を3本使いますが、今回は2本のため、初心者でもすぐに押さえることが出来るでしょう。
音の響きは、C、D、Gと比べると暗めになります。
簡単に押さえることが出来るからこそ、しっかりと鳴らせるように、指を立てて弾いてみましょう!
Am(エーマイナー)コード
Emコードのポジションを一つ下にずらし、人差し指で2弦1フレットを加えた押さえ方になります。
Em同様、Amも響きは暗い方です。
このコードを押さえるとき、人差し指で一弦に、薬指で二弦に触れてしまいがちになります。
しっかりと指を立てて、触れてしまわないように気をつけましょう。
まとめ
では、最後にこの記事のまとめになります。
◇コードとは、複数の音を同時に鳴らして出す音のことである。
◇コードを鳴らすことで、音の輪郭や表情がハッキリとする。
◇ギター初心者が初めに覚えるべきコードは、C / D / G / Em / Amの5つ。
◇どのコードも、しっかりと指を立てて、他の弦に触れないように注意すること。
実は、この5つのコードを覚えるだけで、演奏できる曲が結構あります。
超有名な曲で言えば、ベン E KINGのスタンドバイミーが該当します!
ジョンレノンがカバーしたことでも有名な、誰もが一度は聴いたことのある、名曲中の名曲ですね!
あなたも一度は、聴いたことがあるのではないでしょうか?
この記事で紹介したコードを鳴らせるようになったら、スタンドバイミーを練習してみてもいいかもしれません!
原曲と同じように弾けなくても、コードをなぞるだけでも、十分に楽しくなりますよ!
では、この記事はここまでです!
あなたのお役に立てたなら幸いです!